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Episode.05

商品の魅力はどこから出てくる?

2022.11.11





 

独自の魅力づけ
今井先輩、近隣住民の皆さんはあまり興味持ってくれなかったけど・・・
今回の建築コンセプト、「陰翳礼讃」すごく良いと思いました!
谷崎潤一郎・・・ですよね?
お、よく知ってたね。
隅田川近くの景観や、浅草、向島の下町文化と繋げたいと思って、コンセプトメイキングしたの。
江戸情緒というか、どことなく日本人の美意識を表現できればってね。

研修では、設計会社さんやデザイン会社さんと協業って聞きました。
そうそう、図面引いてもらったり、パース起こしてもらったり。あと素材の提案なんかもしてもらって、一緒に検討する。
でも私たち事業主の方に「軸」がないと、独自の商品づくりなんてできないからね。
「陰翳礼讃」だから、自然と一体化する、自然光と影を活かす、とかコンセプトの共有ができてないと、こういう風に設計に落ちてこないし。

なるほどー・・・でもそんなアイデアってどこから湧いてくるんですか?
わたしみたいに、建築系でも芸術系出身でも無い場合、引き出しが・・・
日常的にいろんな建築物を見て、インスピレーションを養ってるね。
でも建築的なバックボーンだけが大事な訳じゃないよ。
この立地で、どんなターゲットに対しどんな住宅を提供するかっていう入口の部分、
可動収納棚しかり仕上げやプロモーションという出口の部分は、むしろ二宮さんたち開発推進グループ中心でやってるよね。
社内協業というわけですね!
どちらかというとマーケティング視点ですよね。押上周辺は賃貸需要も多いけど、供給も多い。
そこから共用部・専有部とも設計で差別化したり、2LDKの間取りもミックスしたりした方が、長期的に賃料維持できるっていう方向に。
独自性が立つ建築コンセプトを設定されたのも、マーケティング的に導き出された結果なんですね。

 

 

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